「えんとつ町のプペル」米国手話キッズチャレンジ

2020年12月20日

「オンラインレッスンでも

生徒たちと心を一つにして歌いたいよーー!」

という

自分の心の声に従って彷徨ってたら

ミュージカル俳優のMusaさんとつながり、

さらに全国の先生方や生徒さんたちと

共に歌うイベントに広がって

感激で涙してます、

スナダマリコ @ヒューストンです。

ブログにご訪問いただきありがとうございます。


コロナの時代に

まな部を立ち上げた目的は

先生方とつながって

お役立ちアプリやzoomの使い方、

HPマネージメントなど

レッスン以外の分野で

テクニカルな情報交換をして、

お互いに支えあい、

それぞれの強みを生かして社会に還元する、

でした。


正直、私の動きがゆっくりで

なかなか

まだまだ

そこにたどり着けてはいません。

あああ。涙


でも「えんとつ町のプペル」のミュージカル英語版

「Poupelle of Chimney Town」米国手話を

共に歌う仲間たちを

海をこえたテキサスからつなげることができたこと。

これを私は素直に喜びたいと思います!

本当に感謝です。


さて、運営で必死でしたが、

11月21日にトータル90名の

オンラインイベントを

実施することができました。

イェーイ!

(失敗、反省はブログ次号に!)


イベントのYouTube映像は

編集の都合で一部のみとなりましたが、

子供達の様子に

一番励まされ、癒されたのは

他でもない私でした。


本当はめちゃめちゃ可愛いみなさんと

直接会いたいけれど、

でもでも

インターネットがあるからこそ

可能だったイベントですからね!

欲張っちゃいけません。


ご参加くださった生徒の皆さん、

先生方、そしてムサさん、

心からありがとうございました。


手話を練習し、共に英語で歌うのが

イベントの目的でしたが、

生徒のみんなからの質問や感想、

そしてムサさんの回答ややりとりが

とても心温まるもので、

語学学習だけでなく、

「夢を極めるにはどう努力すればいいか」

どうやって「自分を信じる」のか

など

「えんとつ町のプペル」が紡ぐ

メッセージに勝るとも劣らない

本物の熱いメッセージだったと思います。


ここではとてもお伝えしきれませんが、

エッセンスを抽出しますので

目を通していただけると嬉しいです。


生徒(以下S)

「セリフを覚えるのは大変だと思いますが、

どうやって覚えるのですか?」

Musa(以下M)

「私はダンスのフリを覚えるのは得意なんです。

でもセリフは(英語ですから)苦手です。

口に出して、声に出す、を繰り返します。

とにかくやり続けることなんです。

舞台のセリフも英語も一緒なんですよ。

目、耳、口、そして体も使います。

何回も何回も書いたりもします。

さらに私は自分自身を録画して、チェックします。

セリフも英語も五感を使って繰り返し学ぶ、

これにつきるんですよ。」


S「手話はどれくらいで覚えましたか?」

M「私は小学校の時に手話クラブに入っていて、

その時から手話に興味がありました。

『えんとつ町のプペル』の歌は最初日本語でした。

でもアメリカの手話を学んで、それで歌えば、

言葉の壁を超えて

日本語がわからないアメリカの人に

伝わるのではないかと思い、

2020年の1月に米国手話の学校に通い始めました。

その後プライベートで先生にレッスンを受けて、

先生と共に

『Poupelle of Chimeney Town』の米国手話を

作りました。

私も手話を覚えるために

何回も何回も繰り返し練習しているんですよ。

特にP-O-U-P-E-L-L-E は難しいです!」


S「私も家族もムサさんの大ファンです。

今日はダンスの大会でした。

とても緊張してしまいました。

本番前に気をつけていることはありますか?」

M「緊張はあって当たり前なんです。

練習通りにできるか、

苦手なところは大丈夫か、

心配になります。

怖くなることもあります。

私も皆さんと一緒です。

ただ、舞台を前にしたら、

自分がやってきたことを信じるしかないんです。

昨日まで頑張ってきた自分を信じて舞台に立つ。

それには体や声が覚えてくれていることを信じること。

それには練習しかありません。

でも大事なのは楽しむことです。

一生懸命やれることをやって、そして楽しむこと!

それが大事だと思います。」


S「私はミュージカルが大好きです。

I like to sing!

ムサさんとお話ができて嬉しいです。

いい思い出になりました。

一つ質問です。

これまでで一番難しかった舞台はなんですか?」

M「どの作品も難しいのですが、

一番体力的にも難しかったのは

劇団四季時代のCATSでした。

人間なのに、猫にならなくてはいけない。

猫が先生なんですよ!

だから道ゆく猫を先生にして、

動きを真似して練習しました。

CATSというミュージカルは

詩からできているんです。

だから、

描かれていない部分にも想像を膨らませて、

みんなで作り上げるんです。

それはまるで答えのない旅のようでした。

私は7ヶ月間毎日舞台に立って、

それからNYに来ました。

その経験があって、

今があります。

本当によかったと思っています。」


S「Because of coronavirus,

I was feeling gloomy.

But this song helped me through such time.

I am so happy that I learned this song

in American Sign Language.

Thank you, Musa san!」

M「Thank you so much for your speech.

Oh my god!

Your pronunciation is fantastic!

Keep it up, keep it up!」


以下生徒からの感想

S「僕はプペルのお話が大好きです。

本を持っています!ありがとうございます!」

S「僕はプペルが大好きです。

いつかNYに行ってみたいです。

プペルの歌を頑張ってください!」

S「私がプペルの曲の中で一番好きなのは

"With you my friend, I know I'm not alone..." です。」

S「最初は歌が早くてなかなか

(手話が)できなかったけれど、

できるようになってうれしかったです。」

S「ムサさんの動画を見て、

英語が上手だと思いました。

僕もムサさんみたいに上手になって、

世界中の人たちと話せるようになりたいです。」


本日もお付き合いいただきまして

誠にありがとうございました。


スナダマリコ 拝


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神奈川県の逗子で英語教室を6年主宰。転勤で2019年4月からテキサスのヒューストンに住むことになり、現在は逗子の生徒とオンラインレッスンでつながっています。2020年6月より指導者達とつながるネットワーク「つながるまなび educators' studio」通称「まな部」を主宰。ランダムなブログ配信と月一回のイベントや勉強会を行なっています。